「ワイヤーフレーム」とはホームページのレイアウトを決定するための設計図です。
色合いや装飾、画像などはいったん脇に置き、まず何をどの位置に配置するのかを決定し、おおまかな全体図を作成するために使用します。
ワイヤーフレームについて
ワイヤーフレームはホームページのレイアウトを決める設計図で、細部は一旦保留して、大体の全体像を作成するものです。
あらかじめしっかりとワイヤーフレームを組み立てておかないと、ホームページを作成する上で必要な素材などを適切に準備することができません。
結果として、土壇場で素材を調達する羽目になったり、あるいは用意した素材を使用しないまま終わってしまい無駄な手間をかけてしまったりすることになるでしょう。
そういった事態を避けるため、ホームページを作成する時にはまずワイヤーフレームを作成することから始めましょう。
また、ホームページの作成会社に依頼した場合、相談の段階でワイヤーフレームを用いることが多いでしょう。
依頼者と作成会社が同じワイヤーフレームを見ながら話し合うことで、要望などをより適切にすりあわせることが可能となるのです。
さらに作成されたホームページのワイヤーフレームを残しておくことで、他の会社にホームページの維持を委任したとしても、ワイヤーフレームを参照することでページの構造が容易に把握できるようになります。
ワイヤーフレームの作成ツール
ワイヤーフレームは図形としては非常に簡素なもので、ある程度画像や文章が編集できるツールであれば十分に作成が可能です。
しかし、特に利用されているツールは「PowerPoint」と「Cacoo」の2つです。
PowerPointはwindowsを提供しているMicrosoft社のOfficeシリーズですので非常に普及率が高く、オフライン環境でも利用が可能な点がメリット。
逆にCacooは馴染みが薄くオンライン環境でないと動作しませんが、かわりにワイヤーフレームの作成に特化している点がメリットとなっています。