「サーバ(サーバーとも呼ぶ)」とは、24時間常に稼働し、インターネットに接続し続けているコンピュータです。
このサーバの中にホームページのデータを入れて、インターネットに24時間接続したままにしておくことによって、世界中の誰もが好きな時間にサーバ内に格納されたホームページを呼び出すことができるという仕組みです。
知識がない場合、レンタルサーバが主流
サーバを月額料金などで貸し出すサービスを「レンタルサーバ」と呼称します。
レンタルサーバと契約すると、レンタルサーバの会社が運営している、サーバとなっているパソコンのうち1台の容量を一定量貸し出されるため、そこに自分のホームページのデータを格納することでインターネット上にホームページを公開することになります。
サーバはある程度の知識があれば会社や個人で稼働させることも可能ですが、大抵の場合はレンタルサーバを用いてホームページを開設することになるでしょう。
またホームページ作成会社が、作成業務の一環としてレンタルサーバのレンタル業務を行っているというケースも多く見受けられます。
レンタルサーバの管理方法について
レンタルサーバは、サーバの管理方法によって「マネージド型」と「セルフマネージド型」の2種類に分類できます。
ざっくらばらんに説明してしまうと、前者はサーバの管理をレンタルサーバ会社に一任する契約方式で、後者はある程度まで自分で管理する契約方式です。
「マネージド型」では契約者はレンタルサーバの設定などを調整するための「管理者権限(root権限)」を渡されず、ごく限られた範囲の設定だけを調整しながらサーバを使用することになります。
複雑な調整やセキュリティの管理などを自動的にレンタルサーバ会社が行ってくれる代わりに、若干レンタル費用が高くなる傾向があります。
「セルフマネージド型」は反対に、かなり自由にサーバの設定を調整することができる代わりに、レンタルサーバ会社に行ってもらえるサービス量が少なく、そしてレンタル量が若干安く抑えられる契約です。