ホームページに関する文章にて、「キャッシュをクリアする」「キャッシュを保存するように設定する」などの文面で用いられる「キャッシュ」とは何か、ご存でしょうか。
キャッシュとは一度閲覧したホームページのデータをパソコンに保存することで、次に閲覧するときに素早く呼び出せるようにする機能のことです。
入力したIDやパスワードを記憶させておく機能などにもこのキャッシュが用いられています。
キャッシュとは何か?
キャッシュは前述の通り、閲覧したページを保存しておくことで、次の閲覧を高速化する機能のことです。
キャッシュには閲覧したホームページを構成するHTMLファイルや、ホームページに使用されている画像や音楽、そして入力フォームなどに入力した内容の一部などが保存されています。
同じホームページをもう一度閲覧した時には、そのページが更新されているかどうかをブラウザが判断し、更新されていないと判断した場合には以前キャッシュに保存したページを表示します。
サーバと通信を行ってページのデータを受信するよりも、自分のパソコンからデータを取り出したほうが処理が早くなるため、二回目以降の閲覧は初回の閲覧よりも表示までの待ち時間が少なくなるのです。
キャッシュの削除について
キャッシュはあくまでもパソコンにデータを保存することで動作する機能であるため、あんまりにもキャッシュの量が膨大になると、パソコンやブラウザの動作が重くなってしまいます。
また、何らかのトラブルによって、更新されたはずのページを、ブラウザが更新していないと判断してしまい、最新のページではなく更新される前のページをキャッシュから表示してしまうこともあります。
こういった場合には、ブラウザなどから操作してキャッシュを削除することが推奨されるでしょう。
キャッシュとして保存されているファイルを削除することにより、キャッシュが圧迫していた容量を解放し、また以前閲覧したページでもキャッシュではなく最新の内容を閲覧することができるようになるのです。