自分の行っているビジネスや運営している企業について、宣伝や広告、そして最新情報を提供するホームページを作成した場合、集客効果は見込めるのか?
これはこれからホームページを作るかどうかを検討している方なら誰もが考える疑問でしょう。
この疑問について端的に答えを述べてしまうと、「やり方による」となります。
適切なものを作れば集客につながりますが、ただ作れば必ず集客効果が期待できるというものではありません。
集客につながらないホームページとは
とあるアンケートでは、新たにホームページを開設したことによって集客が見込めたと判断した企業が約4%程度しかないという結果が出ました。
これらの企業について共通しているポイントは「とりあえずホームページを作成すればいい、詳しいことはわからないから専門家に丸投げする」という態度です。
確かに専門家は優れた知見とデザインセンスでもってホームページを作成しますが、企業からの情報が少ないと作成するための方向性がうまく定まらず、誰に見せたいのか、誰の目線を意識しているのかが不明瞭なページができてしまいがちです。
作成前の話し合いにおいて、どういった客層を狙っていて、自社のアピールポイントはどこなのかをしっかりと伝えておき、その上でページに掲載する原稿の執筆をホームページ作成会社から提案された場合も積極的に社内で執筆するようにしましょう。
集客につながるページは「何をするか」がわかりやすい
こうすれば必ず集客につながる、という必勝法などは存在しませんが、成功しやすいコツは存在します。
それはホームページにやってきたユーザーが、最終的に何をすればいいのかがわかりやすい構造にすることです。
たとえば通信販売であれば申し込みのボタンを用意する、何らかのサービスを提案するのであれば契約内容の入力フォームへのリンクボタンを用意する、などページを読んだユーザーが最終的に何をすればいいのかを直感的に理解できるつくりにすると良いでしょう。