ホームページ作成会社は東京を中心に多数展開されていますが、その中身は玉石混交となっているのが実態です。
適切な費用でしっかりとした成果物を納品する会社もあれば、残念ながらその対極に位置するような会社も存在しています。
ホームページ制作会社とのトラブルでありがちなもの
トラブルの中で一番ありがちなのは、金銭に関わるものです。
費用を先払いしたのに、いつまで待ってもホームページが完成しない、または途中から連絡がつかなくなった、などそもそもホームページをロクに作成してもらえないこともあれば、完成したホームページのクォリティが事前の相談で提示されたものより低かった、などというパターンもあります。
また、クォリティこそ低くはないものの、想定していたデザインとは違った方向性のホームページを納品されてしまうこともあるでしょう。
他にも作成の途中や完成後になって事前に説明されていない費用を要求される、などのパターンもありがちです。
これらの問題は事前に、会社の実績や口コミなどを調べて信用できるかどうかをよく精査しておき、さらに契約を締結する前の相談をしっかりを行って内容を記録しておくことである程度回避することができるでしょう。
記録した相談内容は相手にも提示し、合意を得ておくことも大切です。
著作権のトラブル
ホームページの作成にお金を払ったのは依頼者ですが、特に手続きを行わなかった場合、ホームページそのものやホームページに使用された画像などの著作権は、それぞれの製作者に帰属します。
そのため、ホームページ内の素材の権利を自分が持っているものとして転用すると、著作権法に違反することとなってしまいます。
契約の際に「ホームページや素材などの使用権を依頼者に譲渡する」かどうかをよく確認しておく必要があるでしょう。
これに会社側が同意しない場合、他の業者などにホームページの更新を引き継がせる時には1からページを作り直すことになってしまうかもしれません。